映像制作の見積もり

映像制作の見積もり 映像制作会社から出される見積もりは、たいていの場合、撮影前、撮影中、撮影後の三段階で積算されています。
まず、撮影前にクライアントの希望をもとに綿密な打ち合わせを重ね、具体化したプランをもとに構成や台本を作成します。
また、撮影をスムーズに進めるための演出(ディレクター)にも費用が発生します。
撮影時には、カメラマンの人件費と機材費が発生します。
また、スタジオを使用するのであればその費用がかかるほか、映像内の登場人物に掛かる人件費としてモデルの費用や映像にナレーションを入れる場合はナレーターの人件費も発生します。
撮影が終了したら、編集作業が必要です。
余計な部分をカットしたり、台本に合わせてテロップなどの効果を追加するほか、収録したナレーションや音楽を挿入します。
以上のように、映像制作会社の料金は、それぞれの各工程でかかった費用によって算出されます。
特に、モデルやナレーターにかかる費用は幅が大きいため、10分の映像よりも1分の映像の方が高い見積もりが出てくることもあります。

良い映像制作会社の見分け方

良い映像制作会社の見分け方 ひと口に「映像制作」と言っても、例えば記録映像と広告宣伝映像では、必要なスキルやノウハウ、表現方法などがまったく異なります。
得意分野は映像制作会社ごとに異なりますので、まずはどのような映像を制作したいのかを、予算面も含めてぼんやりとでもよいのでイメージしてみましょう。
良い映像制作会社は、あなたのイメージを具体的なイメージにするために、誰に対して、どこで、どのように、といったことも含めて、映像の目的から逆算したプレゼンテーションを行ってくれます。
また、見積もりで製作に必要な費用を示してもらう時も、良い映像制作会社であれば、きちんと内訳まで説明を詳しくしてくれます。
料金が安いと思って発注したら、修正ごとに別途料金が発生したりして予算をオーバーしてしまったなどということのないように、見積もり金額にはそれぞれの項目がどの工程まで含まれているのか、またその金額で品質は担保できるのかなどについてきちんと確認しましょう。